バイナリーオプション取引では、最適な通貨ペアを選ぶことが安定した収益を出すための第一歩となります。
バイナリーオプション取引業者の中でも人気のハイローオーストラリアには、計34種類もの取引ペアがあります。
一般的な為替の通貨ペア17種類に加えて、商品指数が3種類、株価指数が10種類、さらに仮想通貨が4種類を対象にしています。
取引できる通貨ペアが豊富であるということは、収益を上げられるチャンスが多いということです。
しかし、通貨ペアが多すぎて、どの通貨ペアに注目すれば良いのか分からないと悩んでいるトレーダーの方も少なくありません。
そこで、今回は、ハイローオーストラリアで取引できる通貨ペアを解説するとともに、初心者だからこそ覚えておきたいオススメの通貨ペアについてお伝えします。
何も考えずに通貨ペアを選んでいると損をしている可能性がありますので、しっかりチェックしてください。
通貨ペアとは
まずはじめに「そもそも通貨ペアってなに?」という方のために、通貨ペアについて分かりやすく解説します。
通貨ペアとは、2つの通貨の組み合わせのことです。
日本円とアメリカドルの組み合わせは「ドル円」と呼ばれていて、日本では最もお馴染みの通貨ペアです。
ドル円は、1ドルを日本円に両替したら何円になるのかを表しています。
例えば、1ドル110円という表示がされている場合には「1ドルを日本円に両替したら110円である」ことを意味しています。
通貨ペアのうち、前にある通貨を「1」とした場合に、後ろにある通貨がいくらになるかを表しているのです。
通貨ペア | 意味 |
EUR/GBP
(ユーロ/英ポンド) |
1ユーロが、何ポンドであるのかを表している |
NZD/JPY
(ニュージーランドドル/日本円) |
1ニュージーランドドルが、何円なのかを表している |
ハイローオーストラリアのバイナリーオプション取引では、このような通貨ペアが数多く用意されており、さらには通貨以外の商品も取引の対象となっています。
取引を始めたばかりのころは、頭が混乱してしまうことがありますが、前の通貨が「1」であるということ覚えておいて、落ち着いて判断するようにしましょう。
ハイローオーストラリアで取引できる全ての通貨ペアを解説
ハイローオーストラリアで取引できる全34種類の取引ペアについて徹底的に解説します。
通貨ペア(17種類)
通貨ペアとは、バイナリーオプション取引で売買することができる2つの通貨の組み合わせのことを指しています。
日本人にとって最も一般的なのは「ドル円」と呼ばれているアメリカドルと日本円の通貨ペアで、ハイローオーストラリアでも取引可能な通貨ペアのひとつです。
通貨ペア一覧
ハイロー取引 | ターボ取引 | |
USD/JPY(米ドル/日本円) | 〇 | 〇 |
CAD/JPY(カナダドル/日本円) | 〇 | |
AUD/JPY(豪ドル/日本円) | 〇 | 〇 |
CHF/JPY(スイスフラン/日本円) | 〇 | |
EUR/AUD(ユーロ/豪ドル) | 〇 | |
EUR/GBP(ユーロ/英ポンド) | 〇 | |
EUR/JPY(ユーロ/日本円) | 〇 | 〇 |
EUR/USD(ユーロ/米ドル) | 〇 | 〇 |
GBP/JPY(英ポンド/日本円) | 〇 | 〇 |
GBP/AUD(英ポンド/豪ドル) | 〇 | |
GBP/USD(英ポンド/米ドル) | 〇 | |
NZD/JPY(ニュージーランドドル/日本円) | 〇 | 〇 |
NZD/USD(ニュージーランドドル/米ドル) | 〇 | |
USD/CAD(米ドル/カナダドル) | 〇 | |
USD/CHF(米ドル/スイスフラン) | 〇 | |
AUD/NZD(豪ドル/ニュージーランドドル) | 〇 | |
AUD/USD(豪ドル/米ドル) | 〇 | 〇 |
ハイローオーストラリアで取り扱っている通貨ペア全17種類が、ハイローおよびハイロースプレッドでは全て売買可能です。
一方、ターボおよびターボスプレッドでは、7通貨ペアのみが売買できます。
なお、ハイローとターボとはどういう意味か簡単に説明したものが次の表です。
ハイロー | ハイローオーストラリアの基本となる取引方法です。「15分」「1時間」「1日」の間隔で、購入地点~判定時刻までに為替が上がるか下がるかを予測します。 |
ターボ | 短時間の「30秒」「1分」「3分」「5分」から取引時間を選び、オプションを購入した時点から、選んだ取引時間が経過するまでに為替が上がるか下がるかを予想します。 |
これだけでは少しわかりにくいかもしれませんね。
こちらの記事でわかりやすい解説をしていますので、よくわからない場合は併せて確認してください。
過去記事:日本一やさしいハイローオーストラリアのやり方解説~Turbo・High Low・スプレッドの違いもわかる!~
商品指数(3種類)
ハイローオーストラリアでは為替以外にもバイナリーオプション取引が可能で、いわゆる先物市場に上場されている3つの商品も取引の対象となっています。
商品指数一覧
ハイロー | ターボ | |
金(ゴールド) | 〇 1日取引のみ | |
イギリス原油 | 〇 1日取引のみ | |
アメリカ原油 | 〇 1日取引のみ |
これらの商品のバイナリーオプションの売買は、1日取引に限定されているため、ハイローおよびハイロースプレッドしか取引できません。
株価指数(10種類)
株価指数とは、日本の「日経平均」や、アメリカの「ニューヨークダウ平均」などで知られる主要銘柄の株価から算出された指数のことです。
ハイローオーストラリアでは、世界の株式市場から10種類の株価指数が選ばれ、バイナリーオプション取引をすることができます。
株価指数一覧
ハイロー | ターボ | |
JPY225
(日経平均株価指数) |
〇 1日取引のみ | |
NAS100
(米国ナスダック指数) |
〇 1日取引のみ | |
SPX500
(米国S&P500種指数) |
〇 1日取引のみ | |
US30
(米国ダウ工業平均株価指数) |
〇 1日取引のみ | |
AUS200
(オーストラリア200種株価指数) |
〇 1日取引のみ | |
CHN50
(上海50指数) |
〇 1日取引のみ | |
FRA40
(フランスCAC40指数) |
〇 1日取引のみ | |
GER30
(ドイツDAX30指数) |
〇 1日取引のみ | |
HKG30
(香港ハンセン指数) |
〇 1日取引のみ | |
UK100
(イギリスFTSE100指数) |
〇 1日取引のみ |
商品指数と同じく、株価指数10種類についても1日取引に限定されているため、ハイローおよびハイロースプレッドでしか取引できません。
JPY225(日経平均株価指数)や、US30(米国ダウ工業平均株価指数)は、日本のニュース番組でも伝えられますので、身近な株価指数でしょう。
仮想通貨(4種類)
日本のトレーダーに人気の仮想通貨も、バイナリーオプション取引の対象となっています。
仮想通貨一覧
ハイロー | ターボ | |
ビットコイン | 〇 1日取引のみ | |
イーサリアム | 〇 1日取引のみ | |
ライトコイン | 〇 1日取引のみ | |
リップル | 〇 1日取引のみ |
一時はビットコインからハードフォークした「ビットコインキャッシュ」も取引銘柄になっていましたが、現在では取り扱いが停止されています。
最適な通貨ペアを選ぶポイントは「時間帯」
ハイローオーストラリアで取引が可能な通貨ペア17種類のなかから最適な組み合わせを選ぶには「時間帯」がポイントになります。
時間帯とは、みなさんがバイナリーオプション取引をしている時間帯、つまりハイローオーストラリアにログインできる時間帯のことです。
通貨ペアの取引時間帯
外国為替の2つの組み合わせである通貨ペアは、取引をしている時間帯にどこの取引所が開いているのかがポイントになります。
為替取引市場 | 取引開始(日本時間) | 取引終了(日本時間) |
東京外国為替市場 | 午前9時 | 夕方17時 |
ロンドン外国為替市場 | 午後16時 | 深夜2時 |
ニューヨーク外国為替市場 | 夜21時 | 早朝6時 |
世界各国にはそれぞれ外国為替市場がありますが、主に東京、ロンドン、ニューヨークでの取引によって為替の価格が決定されます。
バイナリーオプション取引では、トレードをしている時間帯にどこの外国為替市場が開いているのかを必ず確認しましょう。
これだけで、どの通貨ペアに注目しなければならないのかが分かります。
例えば、東京外国為替市場では「USD/JPY(米ドル/日本円)」の取引が活発になりますので、午前9時から17時までにトレードをされる方は、ドル円が最適な通貨ペアです。
また、ロンドンとニューヨークでは「GBP/USD(英ポンド/米ドル)」が中心となりますので、夜から早朝にかけてトレードをする場合には、ポンドドルを中心にトレードしましょう。
また、その他の通貨でトレードする場合には、東京外国為替市場が開いている時間には「〇〇+日本円」、ロンドンの時間には「〇〇+ポンド」、ニューヨークの時間には「〇〇+米ドル」の通貨ペアが活発に取引されます。
取引が活発な通貨ペアでは、為替相場が上下することが多く、バイナリーオプションで利益を上げやすい状態になります。
各国政府が発表する経済指標に注目
各国の取引時間帯に合わせて、政府から経済指標が定期的に発表され、為替相場が急激に上下する原因となります。
経済指標とは、物価や失業率、インバウンド数など、政府によって調査された統計情報のことで、景気が良いか悪いかを判断する重要な数字です。
世界各地で次々と経済指標が発表されますが、Yahooファイナンスなどの投資情報サイトを見ると、重要な経済指標が発表される日時が分かりやすくまとめられています。
参考サイト:経済指標カレンダー(Yahooファイナンス)
いつもトレードをする通貨ペアについては、ある程度は固定しても良いですが、重要な経済指標が発表されるタイミングでは、その国の通貨が絡むペアにも注目してください。
指数および仮想通貨について
株価指数、商品指数、仮想通貨を対象としてバイナリーオプション取引をする場合についても、簡単に解説します。
通貨ペア以外の取引については、「1分」「5分」「1時間」というような短い時間の取引ができず、1日取引のみが可能であるため、相対的に難易度が高いトレードになります。
さらに、通貨ペアのように短時間で相場が動くことが珍しいため、バイナリーオプションで収益を上げられるチャンスが少ないです。
- 原油は、世界情勢が悪くなると上がる
- 株価指数は、各国の経済指標に反応する
- 仮想通貨は、上下のトレンドが長期で大きい
このような特徴を踏まえながら、株価指数や商品指数、仮想通貨で数か月や数年に1度のチャンスを待つよりも、通貨ペアを狙って毎日の収益を積み重ねる方が、ハイローオーストラリアでは勝ちやすいです。
初心者におすすめの通貨ペア
ハイローオーストラリアでの取引を始めたばかりの初心者の方におすすめの通貨ペアは、「GBP/USD(英ポンド/米ドル)」です。
世界を代表する2つの通貨ペアである「英ポンド/米ドル」は、日本時間の夕方以降に取引が活発になります。
ドル円の場合には、朝から夕方までの日中の時間帯が取引の中心になるため、サラリーマンの方などにとっては取引に参加しづらいです。
また、ドル円は価格の変動幅が小さいことが特徴であるため、バイナリーオプション取引では利益を上げにくい通貨ペアです。
取引のボリュームが大きく、時間帯が夕方から深夜であることに加えて、もうひとつ初心者におすすめする理由が「経済指標に素直に反応する」ことです。
例えば、「イギリスの失業率が低下した」というイギリス経済にとって良いニュースが流れた場合には、ポンドの価格が上昇します。つまり、「英ポンド/米ドル」は値を上げます。
一方、「イギリスのGDPが予想を下回った」となれば、ポンドの価格は下落します。
さらに、「アメリカの住宅着工件数が減った」となれば、ドルの価格が下落しますので、結果的には「英ポンド/米ドル」は値段は上がります。
ドル円の穏やかな値動きに慣れていると、ポンド‐ドルの激しい動きに驚いてしまいますが、初心者の方がバイナリーオプションを始めるには最も適した環境です。
もちろん、テクニカル分析も十分に活かすことができますので、まずは「GBP/USD(英ポンド/米ドル)」から、ハイローオーストラリアの取引を始めましょう。
【まとめ】ハイローオーストラリアで取引可能な通貨ペア
ハイローオーストラリアで取引が可能な全ての取引と、最適な通貨ペアの選び方について解説しました。
バイナリーオプションと言えば一般的に通貨ペアのみが対象となるイメージがありますが、ハイローオーストラリアでは通貨以外のトレードも可能です。
ただし、バイナリーオプションと言えば、やはり通貨ペアの取引で儲けるのが王道です。
平日の日中に取引が可能な方は、日本円に絡む通貨ペアを選びましょう。
また、サラリーマンなど兼業でトレードされている方は、米ドルや英ポンドを中心の通貨ペア選びにすることで、活発な相場に参加することができます。
ハイローオーストラリアは、多くのトレーダーが求めている通貨ペアや取引対象を用意している海外バイナリーオプション業者です。
普段は通貨ペアを中心にしながら、数か月や数年に1度のチャンスにも挑むことが可能です。
まずはハイローオーストラリアにアカウントを開設して、売買の方法を覚えるところから始めてみてください。